松風が本社敷地内に建設した新工場は6月に稼働する

松風は23日、京都市東山区の本社敷地内で建設中の新工場1棟が完成したと発表した。6月から虫歯治療の詰め物などに使う樹脂を生産する。今後、隣接する古い工場を解体して2棟目も建設する。南米やインドといった新興国で歯科治療の需要が拡大しており、2棟目が完成する2028年8月には生産能力を現在の約3倍に増やす。

完成した1棟目の工場は4階建てで、延べ床面積は約3300平方メートル。これまで本社敷地内の別の工場棟で生産していたが、色合いや粘性が少しずつ異なる少量多品種の樹脂を作る必要があり手狭となっていた。新工場2棟の投資額は39億7000万円。

歯科治療用の樹脂は売上高の3割以上を占める主力製品だ。28年には中国・常州市で新たな工場が稼働する予定だ。滋賀県甲賀市の工場では27年9月に新棟が完成予定で、CAD/CAM(コンピューターによる設計・製造)を使って歯のかぶせ物に加工するためのレジン(樹脂)ブロックを増産する。

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