
鹿島は、水処理施設などを手掛けるヴァイオス(和歌山市)と共同で高温固定床式の小型メタン発酵装置「メタクレス・ミニ」を開発したと発表した。0.5〜3トンの少量バイオマスの日処理が対象で、従来装置に比べて処理日数を3分の1以下に短縮する。サイズも最大3分の1程度まで小型化できる。少量のバイオマスを排出する食品製造工場や商業施設などへの導入を見込んでいる。
新装置は、鹿島の高温固定床式メタン発酵技術のノウハウと、同社が単独で開発した小型装置向けの新型固定床、ヴァイオスが保有する水処理関連設備の小型化・パッケージ化のノウハウを組み合わせて開発した。
和歌山県のヴァイオスの敷地内で実証実験を行った結果、一般的なメタン発酵装置に比べて同量のバイオマス処理に必要な日数を3分の1以下に短縮できた。このため、処理に必要な日数から計画される装置のサイズを最大3分の1程度まで小型化できるという。高効率処理によりバイオガス発生量が多く、分解しきれないバイオマス量も少なくなることから、10〜30%程度のコストメリットの向上が見込まれるという。
鹿島は1990年代から高温固定床式のメタン発酵装置「メタクレス」を開発・展開している。メタクレスは多量のバイオマス(日処理3〜100トン)を排出する事業者・自治体向け装置で15件以上の導入実績がある。
一方で、食品製造工場や商業施設から排出される少量バイオマスのオンサイト利活用(その場でのバイオマス処理)は、設置スペースの制約や導入費用の理由から普及が遅れていた。今回開発した新装置はコンパクトなサイズのため、設置スペースが限られる場所への導入が可能だ。
新装置の販売はヴァイオスが担当し、顧客のニーズに応じて既存設備や電気・熱などのエネルギー利用設備を組み合わせて適切な処理システムを構築する。同社は運転開始後のアフターサービス体制も整えており、計画から設置工事、維持管理までを一貫して対応する。
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