
日本郵便とJR東日本は24日、普通列車を用いて郵便物を輸送すると発表した。山形県を走る羽越本線の一部区間で1日1回運ぶ。人手不足の緩和を狙い、二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつなげる。日本郵便によると、郵便物を在来線で定期輸送するのは初めて。他地域での展開や新幹線の利用も検討する。
郵便物を運ぶのは、JR東が運行する羽越本線の鶴岡(山形県鶴岡市)―あつみ温泉(同)間だ。鶴岡を午後4時45分に出発し、あつみ温泉には同5時20分に到着する。4月13日から毎日運ぶ。郵便物のほか荷物の「ゆうパック」なども対象とする。
日本郵便は現在、鶴岡郵便局から温海郵便局まで1日3往復、自動車で郵便物を運んでいる。このうち1便を列車に置き換えることで、車両を使う時間を1時間ほど減らす。郵便局の社員が他の業務を担う時間が作れるほか、環境負荷の低減にもなる。
JR東の荷物輸送サービス「はこビュン」を用いる。同社が列車で郵便物を運ぶのは1987年の会社発足以降で初めて。日本郵便とJR東は2024年に連携協定を結んでいる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。