キリンがリニューアルした「グリーンズフリー」(24日、東京都中野区)

キリンビールは24日、ノンアルコールビール「グリーンズフリー」の刷新について説明会を開いた。麦芽の味わいを引き出す仕込み工程を見直し、コーヒーの実であるコーヒーチェリー由来の発酵素材を香料として使い、コクや飲みごたえのある味わいにした。1月製造分から切り替えており、4月からスーパー店頭などで順次販売する。

グリーンズフリーはキリンのノンアル主力ブランドの一つ。仕込み工程を見直し、麦芽由来の雑味を抑えた。3種類のホップを採用し、豊かな香りと爽やかな味わいに仕上げたという。コンビニエンスストアでの販売価格は350ミリリットル缶で161円前後。500ミリリットル缶や334ミリリットルの小瓶もリニューアルした。

グリーンズフリーのほか、キリンはノンアルビール「ラガーゼロ」やノンアルチューハイ「氷ゼロ スパークリング」を持つ。これまでのノンアル商品は仕事や体調などで酒を飲めないときの「我慢の代替品」だった。近年は酒に対する価値観が変化し、楽しいときでもあえて選ぶ消費者も増えている。市場に追い風が吹くなか、同社は26年のノンアル飲料の売上高で前年比38%増を目指す。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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