セブン―イレブン・ジャパンは27日、店内で調理した揚げ物などをスマートフォンから注文し、指定した店舗で受け取ることができるモバイルオーダーを4月から全国で始めると発表した。社会環境の変化で夕食を中心に揚げ物のニーズが高まっており、利用者の利便性向上と効率的な店舗運営の両立を図る。
セブンの宅配サービス「7NOW(セブンナウ)」の専用アプリで注文できる。受け取る店舗を選択し、購入したい揚げ物の数を入力すると、決済完了後に店舗で調理が始まる。受け取り目安の時間は約10分後で、準備が整うと通知が届く。レジで受け取り番号を提示し、商品を受け取る。
共働き世帯の増加に伴って家庭での調理機会が変化し、自宅で揚げ物をしない家庭が増加。夕食用の総菜需要が高まり、7NOWでは、売れ筋商品の上位を揚げ物が占めているという。
モバイルオーダーは配送料がかからないため、店頭と同一価格で購入できる。注文に応じて用意するため、家族分の「まとめ買い」などにも対応できる。
店舗にとっても、揚げ物や総菜は売れ行きが読みにくい時間帯には十分な量をそろえるのが難しかったが、欠品・売り切れの解消や、食品ロス削減にもつながるとしている。
セブンは揚げ物のほか、店内で焼いた「セブンカフェベーカリー」などのできたて商品を強化している。竹井浩樹オペレーション本部長は「好きな時に欲しい分だけ温かい商品を提供できる。社会環境の変化や課題に対応していきたい」と話した。【佐久間一輝】
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