東京証券取引所=和田大典撮影

 週明け30日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は大幅下落で始まった。前週末終値からの下げ幅は一時、2500円を超え、節目の5万1000円を下回った。イラン情勢の緊迫化を背景に原油価格は上昇しており、投資家がリスク回避の姿勢を強めた。

 東京外国為替市場の円相場は、安全資産とみなされるドルが買われる「有事のドル買い」により円が売られ、1ドル=160円台前半で推移している。原油価格は、指標となる米国産標準油種(WTI)が1バレル=100ドルを超え、輸入企業を中心に円安、原油高によるコスト高が懸念される。

 また、東京債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時2・395%まで上昇(債券価格は下落)した。株式、円、国債が同時に売られる「トリプル安」の様相を呈している。【古屋敷尚子】

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