
ソフトバンクグループ(SBG)は30日、国内の個人投資家向けのハイブリッド社債(劣後特約付き社債)を発行すると発表した。発行額は4180億円で、年限は35年。調達資金は2026年6月に初回任意償還日を迎える国内ハイブリッド社債の借り換えなどに充てる。
利率は4.65〜5.25%を仮条件とし、需要をみて4月10日に決定する。利率は当初5年固定で6年目以降は変動し、期限前償還条項が付く。申込期間は4月13日から21日で、払込期日は4月22日となる。
償還期限は61年4月22日で35年債となる。大和証券やみずほ証券、SBI証券など7社が引き受け、個人に販売する。日本格付研究所(JCR)からトリプルBプラスの予備格付けを得た。
ハイブリッド債は会計上は負債として扱うものの、格付け会社は一部を自己資本とみなす。SBGが重視する、保有株に対する純負債の割合「負債カバー率(LTV)」の悪化を避けながら資金調達できる特徴がある。
SBGは30日、21年6月に国内で発行した総額4050億円のハイブリッド債を全て期限前償還すると発表した。今回の社債発行で調達する資金はこの借り換えに充てる。
SBGは人工知能(AI)関連の資金需要が膨らんでいる。27日には米オープンAIへの300億ドル(約4兆8000億円)の追加出資に向けて、3メガ銀など日米の金融機関5社から最大400億ドルの融資を受ける契約を結んだと発表した。
【関連記事】
- ・ソフトバンクG、個人向け社債5000億円発行 借入金の返済に
- ・ソフトバンクG孫正義氏「AIに総賭け」の1年 売買代金48兆円の大商い
- ・S&P、ソフトバンクGの格付け見通し引き下げ OpenAI追加出資で
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。