日本建設業連合会(日建連、東京・中央)が30日発表した2月の国内建設受注額は、前年同月比43%増の1兆8006億円だった。プラスは4カ月連続。電気機械や不動産など民間からの受注が好調で、価格転嫁も進んだ。

国内建設受注額は加盟92社のデータを足し合わせて算出した。2月単月では過去20年で最高となった。民間からの受注額は41%増の1兆2377億円で、そのうち製造業は34%増の3740億円だった。電気機械が8.4倍の2265億円と伸びた。

非製造業は44%増の8636億円。不動産業からの発注が2倍の3984億円だった。関東地方で1000億円超のマンションの受注があった。

官公庁からの受注は46%増の5605億円で、そのうち国の機関は57%増の4175億円とけん引した。大型のスポーツ施設やトンネルの工事があった。

地域別では関東が32%増の8078億円、近畿地方が11%増の2110億円だった。中国地方と四国地方は前年同月比で減った。

物価上昇で受注額が膨らむ一方、地方を中心に工事量の減少がみられる。日建連の宮本洋一会長(清水建設前会長)は「コンクリート型枠や鉄筋など、軀体(くたい)関係の工事量が減っている」と話す。

【関連記事】

  • ・1月の国内建設受注額10%増、製造業関連の受注が増加
  • ・原油高、建設費に「影響出る」 業界団体トップが中東情勢受け危機感

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。