3DCは東邦アセチレンから調達した資金を次世代電池素材の量産化などにあてる

東邦アセチレンは30日、東北大学発スタートアップの3DC(仙台市)が実施した5000万円の第三者割当増資を引き受けたと発表した。3DCはリチウムイオン電池の性能向上などにつながるとされる次世代炭素素材「GMS」の量産をめざしている。

東邦アセチレンは素材や電池の製造過程に不可欠な産業ガス事業を手がけており、3DCの事業との親和性が高いと判断した。出資を機に材料開発や製造プロセスの高度化などで3DCとの連携を模索する。

3DCは今回調達した資金を、岐阜県土岐市にある工場の増強や研究開発人材の拡充などにあてる。同社によると累計の資金調達額は28億4000万円、助成金の獲得額は28億1000万円になる。

3DCは東北大の西原洋知教授の研究成果を事業化するために2022年に設立された。西原氏は同社の最高科学責任者(CSO)も務める。

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