グリーホールディングスは30日、重大な法令順守違反があったとして投資ファンドを運営する子会社の社長ら役員2人を同日付で解任したと発表した。自身らの退任について、虚偽の登記申請をしていたという。

グリーHDによると、2人は2025年12月に辞任届を提出。会社の承認を得られないまま、従業員に命じて12月31日付で退任した旨を法務局に登記申請させていた。その後に申請は取り下げられた。退任する場合は3カ月以上前に届け出る契約になっていたという。

登記申請の際に提出された辞任届は会社が承認したものではなく、会社に提出された書類とも異なっていたという。グリーHDは外部の弁護士に相談し「不実の辞任届を添付書類として登記申請を行う」行為が刑事責任を問われうるとして、解任処分に踏み切った。

グリーHDは現在も社内調査を続けており、刑事と民事両面での法的措置を検討する。業績への影響は「現時点では軽微」とした。

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