奈良県橿原市にあるホテル「グランドメルキュール奈良橿原」の新ラウンジ(イメージ)

奈良県橿原市にあるホテル「グランドメルキュール奈良橿原」は4月1日、新ラウンジ「Lounge LE CIEL(ラウンジ ル・シエル)」をオープンする。同市内にある生活雑貨店「無印良品イオンモール橿原」と協業したのが特徴で、中央部には修復したテーブルやベンチを配置した。7月に世界文化遺産への登録が審査される遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」への玄関口に位置するホテルとして宿泊客の利便性を高める。

新ラウンジはホテル8階にあり、最大146席を備える。宿泊客専用で、無料で利用できる。従来1階にあったラウンジを移して規模を拡大した。無印良品イオンモール橿原が空間デザインとインテリアコーディネートを担当した。

4月1日に開業2周年を迎える「グランドメルキュール奈良橿原」(28日、奈良県橿原市)

コンセプトは「木のぬくもりが感じられる、明るく清潔な空間」だ。家具は無印良品の製品を中心に採用している。全体的に装飾を抑えたシンプルなデザインで、ラウンジ奥には子ども向けの「キッズスペース」を新たに設けた。ビジネスから家族旅行まで、幅広い客層の利用を想定している。

新ラウンジの開業を記念するイベントが28日に同ホテルで開かれた。総支配人の北口祐介氏は「飛鳥・藤原の宮都が世界遺産に登録されることを地域一丸となって目指している。日本全国だけでなく世界にPRできる好機であり、宿泊施設としてこのエリアを盛り上げていきたい」と話した。

新ラウンジの開業を祝って開かれた記念イベント(28日、奈良県橿原市)

グランドメルキュールは、フランスのホテルチェーン大手であるアコーが展開するホテルブランドだ。「奈良橿原」は24年4月に開業した。近鉄橿原神宮前駅から徒歩ですぐの場所にあり、飛鳥・藤原の宮都の構成資産になっている遺跡群を訪れる観光客の利用も多い。

同ホテルから車で20分弱の場所で25年3月、無印良品としては最大の売り場面積を持つ店舗として無印良品イオンモール橿原が開業した。これを受け、ホテル側から協業を提案したという。同店では家具の補修サービスなどを手掛けており、そのノウハウを今回の新ラウンジに生かした。

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