ガンホー・オンライン・エンターテイメントは30日、定時株主総会を開き、物言う株主(アクティビスト)が提出した株主提案の10議案をいずれも否決した。大株主からの株式買い取りなどが求められていた。

ストラテジックキャピタル(SC)は株主提案で①創業者で筆頭株主の孫泰蔵氏が持つガンホー株22%の全てをガンホーが買い取る②169億円相当の配当をする③取締役会長を社外から選任する――などを求めていた。

LIMジャパン・イベント・マスター・ファンドからは資本コストや個別の取締役報酬の開示を定款に盛り込む提案が出ていた。

大量保有報告書によると、SCはガンホー株を9.65%保有する大株主。ガンホーに対し「緊張感の乏しい経営が続き、業績不振の要因分析や情報開示においても、株主やユーザーに十分向き合っているとは言い難い」と主張してきた。2025年3月の定時株主総会や同9月の臨時株主総会でも株主提案し、それぞれ否決されている。

SCの丸木強代表は総会終了後、日本経済新聞の取材に「今回の結果は残念だが、ガンホーには株式非公開化も含めた価値向上策を検討してほしい」と話した。

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