「GMOアリーナさいたま」の外観イメージ=GMOインターネットグループ提供

埼玉県は30日、GMOインターネットグループを大型複合施設のさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)のネーミングライツパートナー(命名権者)に決定したと発表した。愛称は「GMOアリーナさいたま」とし、4月1日から使用を開始する。

愛称の使用期間は2031年度までの6年間で、契約総額は28億円。選定にあたって、企業から価値向上案を募った。5社から正式応募があった。

GMOは価値向上策の一つとして、子会社が持つ人工知能(AI)とロボティクスの知見を生かし、ヒューマノイド(ヒト型ロボット)の実証実験を行う。音楽ライブなどでの演出に利用することを計画している。

インターネットインフラを担う同社の強みを生かし、高速通信回線の整備・活用にも取り組む。2階のコンコースなどにWi-Fiを整備したり、エリア内にキャッシュレス決済やモバイルオーダーを導入したりする。

ホスピタリティの強化も提案。VIPルームの内装を「おもてなし・接客スペース」に改装し、イベント主催者のニーズに応じた特別メニューを提供する。

埼玉県はさいたまスーパーアリーナの命名権者にGMOインターネットグループを選んだ(30日、さいたま市)

埼玉県は県有施設の命名権の導入を進めている。大野元裕知事は30日の定例記者会見で「様々な活動を通じ、アリーナを世界に発信してもらいたい」と語った。MICE(国際会議や展示会)の誘致促進にも期待を寄せた。

同施設は1月から改修工事により休館している。当初は最大18カ月としていた改修期間を短縮し、27年4月にもリニューアルオープンする予定だ。

【関連記事】

  • ・さいたまスーパーアリーナ、最長1年半の休館入り 周辺消費に影響も
  • ・全国で急増するアリーナ、経営に死角はないか

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。