高砂熱学工業は30日、4月から基本給を引き上げるベースアップ(ベア)と定期昇給で平均11.7%の賃上げを実施すると発表した。ベアは2年ぶりでベア率は9.2%。物価上昇が続くなか、待遇を改善して社員の士気を高める。

4月入社の大卒初任給も2年ぶりに引き上げる。国内外の転勤可能な職種では30万円と前年比で3万円上積みする。「基本給を増やして社員の生活安定を図る」(同社)狙いだ。

工事現場で勤務する社員向けの手当も増やす。非管理職層では月4万円から月6万円に引き上げ、過去に増額した管理職以上とそろえる。

ライフイベントと仕事の両立も後押しする。育児や介護向けの休暇と別に、年最大5日間の「ライフサポート休暇」を設ける。目的を限定せずに取得でき、不妊治療や家族の学校行事など多様な個人のニーズに応える。

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