
成田空港内の施設に電力と熱を供給するグリーンエナジーフロンティア(GEF、千葉県佐倉市)は、空港内の中央受配電所を建て替える。4月1日に着工し、既存の受配電所に比べ電力の供給力を1.5倍に増強する。
滑走路の増設や旅客ターミナルの再編などの「第2の開港」で増加する需要に対応する。
30日に起工式を開いた。成田国際空港会社(NAA)の藤井直樹社長は「ものの電動化、自動化が進むなかで電力の重要性はますます高まっている。新受配電所の建設をしっかりと進め、既存施設から円滑に引き継いでもらえれば」と述べた。
中央受配電所は電力会社などから送られてくる電気を、適切な電圧に落とし、空港内の冷暖房所や旅客・貨物ターミナルビルなど各施設に供給している。

空港の第2の開港プロジェクトで電力需要が高まり、既存の供給力では満たせないと判断した。現在の中央受配電所は空港開港以来約半世紀にわたり稼働し、老朽化も進む。
新たな中央受配電所は2028年度の竣工を予定する。気象情報やフライトスケジュールなどの各種データを活用し、電気と熱の需要を高精度で予測するシステムの導入も目指す。GEFが滑走路脇に設置を予定する太陽光発電設備でつくる電気を、中央受配電所に接続することも見据える。
GEFはNAAと東京ガスが23年に折半出資で設立した。従来NAAが担っていた空港各施設への電力と熱の供給事業を承継した。
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