
帝国データバンクは31日、4月の食品値上げが2798品目に上ると発表した。単月の値上げ品目数が2000品目を超えるのは2025年10月以来半年ぶり。イラン情勢の悪化による原油高や円安が進んだ場合には年後半にも値上げラッシュが再燃する恐れがある。
主要食品メーカー195社を対象に調査した。値上げ品目数は前年同月比では3割減少した。
分類別ではマヨネーズやドレッシングなどの調味料が1514品目で最多だった。加工食品は609品目で即席麺やカップスープ、缶詰が値上がりする。ウイスキーや焼酎などの酒類・飲料は369品目、食用油などの原材料は259品目が値上がりする。
3月末までに判明している26年7月までの値上げ品目数は、すでに値上げした商品も含め5729品目になった。前年の同時期に判明していた値上げ品目数と比べ半分程度にとどまる。
値上げの要因別では原材料高が99.8%で最多だった。11.7%が円安を理由に挙げた。プラスチックフィルムなど石油由来の樹脂素材で値上げが始まっている。同社は「原油供給の不安・価格上昇など値上げ動向にとって無視できないリスクが顕在化している」とした。
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