3月末に新設した伊勢丹新宿店のパンピューリ販売コーナー

コーセーホールディングス(HD)は年内にも傘下のタイ化粧品ブランド「パンピューリ」の直営店を関東や関西に開業する。香水などフレグランス市場の拡大を背景に、顧客との接点を増やして需要を取り込む。

3月末の伊勢丹新宿店(東京・新宿)本館地下2階の日用品売り場の刷新に合わせて「パンピューリ」の販売コーナーを新設した。従来は同じフロア内の共通棚の一部スペースを活用して展開してきたが、コーナー出店に伴い水台や香りを体験できるスペースを新たに設置した。

タイのみで展開してきたオイル香水などの商品も導入し、SKU(商品の最小管理単位)数は従来の約3倍の200に増やした。

パンピューリは2003年にタイで設立されたブランドで、天然素材を活用したハンドクリームや香水、入浴剤など高級化粧品に強みを持つ。タイや香港、シンガポールなど海外にも店舗がある。

日本国内では代理店を通じて東京・銀座に旗艦店を構えていたこともある。コーセーHDは24年12月に運営元のピューリ社を買収した。

富士経済によると25年のフレグランス国内市場規模は前年比7%増の613億円となる見込み。新型コロナウイルス禍からの伸びが顕著で、20年比では60%増となる見通しだ。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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