
トラックの自動運転システムの開発を手掛けるT2(東京・千代田)は31日、関東と関西を結ぶ約500キロメートルの高速道路で手ぶら走行に成功したと発表した。状況に応じて運転手による運転に切り替える「レベル2」に相当する。工事中の車線ではあらかじめ余裕を持って車線変更した。
手ぶら走行に成功したのは、東名高速道路の綾瀬スマートIC(インターチェンジ、神奈川県綾瀬市)から山陽自動車道の神戸西IC(神戸市)までの高速道路の本線。運転手は乗車したが、アクセルやブレーキのほかハンドルも操作しなかった。
同社は2025年6月、関東と関西の間の500キロをレベル2で走行したと発表した。当時は車線で道路工事が実施中の場合は運転手がハンドルを操作して車線を変更した。
今回は工事を示す標識やパイロンなどを車載センサーで認識し、閉鎖車線を推定して適切なタイミングで車線変更に成功した。速度制限の標識もセンサーで認識して加減速できるようにした。IC付近で合流してくる車両に道を譲る機能も搭載した。
今後は料金所を自動で通過する技術開発を目指す。料金所は幅が狭いので自動運転の難易度が高いという。
T2は2027年度に特定の状況下で完全な自動運転が可能な「レベル4」での長距離輸送を事業化することを目指している。
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