
ソフトバンク傘下のBBSS(東京・港)が31日、新しいアプリストアを開設したと発表した。アプリ内課金額の一部をポイント還元して利用者を呼び込む。米アップルと米グーグルによるアプリストアの寡占状態に一石を投じる。
名称は「あっぷアリーナ!」。スマホ利用者がストア自体を通常のアプリのようにダウンロードすることで使える。同ストアでダウンロードしたアプリでは課金額の5%がポイントとして利用者に還元される。利用可能なアプリをまず10種類用意。今後1年以内に100種類以上に増やしたいとしている。
アップルのスマホ「iPhone」向けには同日から提供を開始した。グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」搭載スマホ向けにも5月1日から提供する。
BBSSは同ストア内でゲームの解説記事を定期配信して利用者のアプリ利用を促す。ダウンロードなしでもゲームを15分間遊べる体験サービスも提供する。データのサイズが大きくダウンロードに時間がかかるゲームでも体験しやすくする。
BBSSとポルトガルのアプリストア大手のAptoide(アプトイド)が連携してアプリストアを運営する。アプトイドがアプリストアのシステムを提供し、BBSSが日本のアプリ開発者との連携やマーケティングなどを担う。
アプリ開発者は手数料としてアプリ内で課金された金額の最大20%をBBSSらに支払う。iPhoneの場合は別途アップルにも5%の手数料を支払うため、合計で最大25%の手数料率となる。アップルの公式アプリストアの最大手数料である26%を1ポイント下回る。
BBSSの参入の背景には2025年12月施行の「スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法)」がある。同法はアップルやグーグルなどが競合のアプリストアを排除するのを禁じており、iPhoneの利用者もあっぷアリーナ!のような第三者アプリストアからアプリをダウンロードできるようになった。
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