入社式で新入社員向けにスピーチするJERAの可児会長(1日、東京都中央区)

JERAは1日、東京・日本橋で入社式を開いた。JERAが単独で採用を始めた2022年度から5期目の新入社員で、過去最多の173人が入社した。中東情勢の緊迫化などエネルギー業界が混乱する中でも、新入社員は前向きに抱負や自己紹介を述べた。

新入社員代表でスピーチした女性(22)は英語で「地政学リスクの高まりがエネルギー供給網の脆弱性を浮き彫りにし、持続可能なエネルギーの実現は私たちの責任となっている。こうした中でJERAに入社できたことに強い使命感を感じている」と語った。

奥田久栄社長は「ホルムズ海峡の封鎖など、これまで10年に1度しか起こらないと考えていた変化が毎年のように起きている」と述べた。可児行夫会長兼グローバル最高経営責任者(CEO)は「中東での深刻な紛争が発生し、再び世界の原油と液化天然ガス(LNG)市場は大混乱している」と述べた。

その上で可児会長は「従来のやり方でなく最先端のソリューションを提供しようと挑戦をつづけることで、世界のエネルギー問題を解決する。これがJERAのミッショッンだ」と新入社員に訴えた。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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