富士フイルムが販売を始めたX線透視診断装置

富士フイルムは胆管の治療や内視鏡検査などで使う新型の診断装置の販売を始めたと発表した。人工知能(AI)を使い、検査・治療する部位の場所や被検者の動きなどを検知する。投与する薬品の量を抑えることなどができ、検査による身体的な負担を減らす。

胆管の検査・診断・治療時に患部の状態などを透視するX線透視診断装置の新モデルの販売を、1日から始めた。

性能や用途に応じて2機種を準備し、価格は約3億8500万円。AIで胆管の位置などを検知し強調したり、被検者が検査中に動いてしまった場合に医療スタッフに通知したりする機能を盛り込んだ。

胆管の検査や治療時には造影剤を投与することが多いが、目まいやアレルギー反応などの副作用が出ることもある。検査・治療する部位を見やすくすることなどで造影剤の使用量を抑え、被検者の負担を減らす。大学病院など中〜大規模病院向けの需要を見込む。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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