
双日は1日、ごみの埋め立て地から発生するガスを原料としたバイオメタンの製造・販売を米国で始めると発表した。バイオメタンは脱炭素燃料として需要が拡大しており、2030年までに日本向けにも供給する。
米国でバイオメタンの製造・販売を手掛けるファイデム・エナジー(オハイオ州)に出資し、3月に持ち分法適用会社にした。出資額は非公表。同社はテネシー州でバイオメタンの製造プラントを持つほか、米国内の埋め立て地で発生するガスを利用してバイオメタンを製造する権利を持つ。金融機関やガス会社など他の投資家を含めてプロジェクトを推進する。
廃棄物を埋め立て処理する過程で発生するガスを回収し、二酸化炭素や窒素を分離してメタンの濃度を高めることでバイオメタンを精製する。大気中に放出されるはずだったメタンガスが減り、燃焼時の温暖化ガス排出量を実質的にゼロにできるという。
双日は日本や米国でのネットワークを生かしてファイデムが主導するプロジェクトの資金調達を支援し、米国内での製造を広げる。まずは米で輸送車両向け燃料などとして供給し、将来的にはカナダや日本向けにも輸出する計画だ。
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