マウスコンピューターなどを傘下に持つパソコン生産のMCJは1日、同社にTOB(株式公開買い付け)を実施中の米投資ファンドのベインキャピタルがTOB価格を現在の1株2200円から「引き上げる意向はない」としていると発表した。買い付け期限も7日から延長する予定がないという。
MCJは2月、ベインと組んでMBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表した。当初は2月6日から3月24日までだったTOBの期間を4月7日までに一度延長している。足元で株価は2200円を上回って推移しており、1日の終値は2319円だった。
TOBが長期化すればMCJの事業運営に支障を来す可能性があるため、期限を明確にする。MCJ会長で筆頭株主の高島勇二氏はベインとの間で、TOBが成立しなかったとしても終了後18カ月間はベインの提案と矛盾する行為をしないと合意しているという。
MCJのMBOを巡っては一部の株主が3月中旬、TOB価格が低いとして応じない意向を示していた。ベインはTOB開始から35営業日が経過しても対抗提案がないことから「本公開買い付け価格は十分に高い競争力を有する」としている。
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