マンション向け電力販売を手掛けるレジルは1日、ドラッグストアのキリン堂ホールディングス(HD)の約200店舗の電気設備管理を受託すると発表した。レジルが開発したシステムで各店舗の設備の状態や点検結果を一括管理する。

キリン堂HDなどの小売業は店舗の変圧器など設備の保安状況を店舗ごとに紙で管理することが多い。紙の保管用に書庫を借りることもあったという。システムを使って、全店舗の設備状況をウェブでまとめて確認できるようにする。

例えば高圧の受電盤や変圧器の機能を点検し、正常に動作するかを確認した保安データなどを管理する。設備の劣化具合も把握でき、システム上のデータから設備の改修計画をつくることもできる。小売店舗の電気保安管理のデジタル化の需要を取り込む。

電気設備の点検を担う電気主任技術者などの人材は高齢化や電力需要の伸びを背景に不足している。保安管理をシステム化することで技術者の作業工程を減らすことにもつながる。レジルは今後、保安管理と設備工事をセットにして売り出すことも検討している。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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