
ソフトバンクグループ(SBG)は1日、生成AI(人工知能)を手掛ける米オープンAIに100億ドル(約1兆5000億円)の出資を完了したと発表した。SBGは傘下のファンド事業を通じて計300億ドルの追加出資を3回に分けて実行する計画で、今回は払い込みの第1弾となる。
出資資金は金融機関からのつなぎ融資などでまかなった。3月27日には3メガ銀など日米の金融機関5社から最大400億ドルの融資を受ける契約を結んだと発表していた。つなぎ融資は保有資産を活用したローンや社債などの調達手段に順次切り替える。
オープンAIは米国時間31日、総額1220億ドルの資金調達契約を完了したと発表した。SBGなどの他に米マイクロソフトや個人投資家からの出資も新たに受ける。調達額を含めたオープンAIの企業価値は8520億ドルに上るという。
SBGはオープンAIへの投資を加速している。2025年4月に300億ドルの出資を発表し、12月に払い込みが完了した。その2カ月後にはさらに300億ドルの追加出資契約を結んだ。26年7月、10月にもそれぞれ100億ドルの払い込みを計画する。
SBGの孫正義会長兼社長は1日、グループの合同入社式に登壇し「世界をリードするオープンAIの主要な株主になっている」と述べた。払い込みが全て完了した場合、SBGのオープンAIへの出資比率は約13%となる。
孫氏は入社式で「技術的な革命が極めて速いスピードで進行している」と述べた。農業革命、産業革命と人類史が変化したなか、「これからはAI革命の時代。次の30年、我々はAI革命の中心になることを目指す。願わくは、一番になりたい」と語った。
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