東京証券取引所=和田大典撮影

 2日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は上昇から下落に転じた。下げ幅は一時、900円を超えた。トランプ米大統領が演説で、イランへの攻撃について「最後までやり遂げる」などと述べたことで、投資家がリスク回避の姿勢を強め、売りが優勢となった。

 午前10時半現在は、前日終値比652円19銭安の5万3087円49銭。

 取引開始直後は、トランプ氏の演説を前に様子見姿勢で小幅に上昇していた。午前10時過ぎに演説が始まり、軍事作戦を2~3週間続ける方針を明らかにすると、混乱が早期に収束するとの期待が後退し、下落に転じた。

 ニューヨークの原油先物市場では、指標となる米国産標準油種(WTI)の5月渡しが上昇し、一時1バレル=104ドル台を付けた。

 東京外国為替市場では「有事のドル買い」で円が売られ、一時1ドル=159円台前半まで円安が進んだ。【横見知佳、鴨田玲奈】

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