
NTTドコモは2日、モバイル通信の中核を担うコアネットワークの完全仮想化を完了したと発表した。従来は専用の通信機器を使っていたが、汎用サーバー上のソフトウエアに切り替えた。ネットワーク全体を柔軟に制御できるようになる。
3月末までに実施した設備の切り替えと「3G」サービスの終了に伴い実現した。従来のコアネットワークは通話やデータ通信といった機能ごとに専用装置で構築され、設備の増設や障害対応に時間を要することが課題だった。ネットワークを構成する全ての装置を仮想化することで、需要の増減に応じて最適な通信環境を提供したり、より少ない人数でネットワークを運用したりできるようになる。
ドコモは2005年から仮想化に取り組んできた。今回の完全仮想化により次世代通信に向けたネットワーク基盤の高度化を進め、今後の通信量の増大や多様なサービス需要に対応していく。
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