宇宙船からの信号を初めて受信したときの社員の様子

スカパーJSATは3日、米航空宇宙局(NASA)が主導する有人月面探査「アルテミス計画」において宇宙船から送信される信号の受信・測定に成功したと発表した。地球上での運用技術が、地球と月の間の空間でも有効なことを示した。

今回の取り組みで、地球上で信号を受信する地上局の運用を任されたのはアジアの民間企業ではスカパーJSATのみ。茨城県と沖縄県、北海道にある3基のアンテナ設備を活用し、宇宙船から送信される電波を受信した。その周波数の変化から宇宙船の速度や軌道情報を推定する。取得した追跡データはNASAへ提供する。

アルテミス計画は宇宙飛行士を乗せた宇宙船が月を周回する予定の有人ミッションだ。将来の月面探査に向けた重要な段階に位置付けられる。今回の宇宙船の追跡を支援する取り組みには世界14カ国から企業や大学など34団体が参加している。

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