参院予算委員会に臨み、自民党・阿達雅志氏の質問に挙手する高市早苗首相=国会内で2026年4月6日午前9時4分、平田明浩撮影

 高市早苗首相は6日の参院予算委員会で、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー危機への対応について「長期化も見据えて、あらゆる可能性を排除せずに臨機応変に対応していく」と強調した。自民党の阿達雅志氏の質問に対する答弁。

 首相は足元の状況について「いち早く石油備蓄の放出を決めた。ホルムズ海峡を経由しない代替調達を通じて日本全体で必要な量は確保されている」と説明。電力供給への支障は出ていないと強調した。

 阿達氏はオイルショック時のような国民の行動変容や、エネルギー需要抑制による構造改革の必要性を訴えた。これに対し、首相は「重要物資の需給や価格などについて足元の状況を把握している」と説明。今後、省エネを本格的に呼びかけたり、需要抑制策を打ち出したりするかどうかについては、情勢を見極めていく姿勢を示した。【東久保逸夫】

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