決算記者会見で説明するオークワの大桑弘嗣社長(6日、大阪市中央区)

食品スーパーのオークワは6日、2027年2月期の連結純利益が前期比2.5倍の6億5000万円になる見通しだと発表した。コスト削減の効果に加え、店舗の固定資産評価損による減損損失を計上した前期の反動を織り込んだ。

売上高にあたる営業収益は1%増の2555億円、営業利益は12%増の21億円を見込む。年間配当は前期と同額の26円を予想する。

同日の決算記者会見で大桑弘嗣社長は「業務改革による原価低減とマーケティング分析の強化を成長の2本の柱としたい」と話した。

同日発表した26年2月期の連結決算は、最終損益が2億6400万円の黒字(前の期は23億円の赤字)に転換した。期初には8億円の黒字を予想していたが、収益性の落ちた店舗の減損損失計上などが響いた。

あわせて27年2月期までの中期経営計画に盛り込んだ営業利益の目標(70億円)を「未達」として取り下げ、現行中計を終了すると発表した。中東情勢の緊迫化など外部環境の不透明感が強まり、現時点で合理的な達成時期の再設定が困難と説明する。

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