三菱自動車が新たにHVを生産するフィリピン工場

三菱自動車は6日、2028年半ばにフィリピンでハイブリッド車(HV)の生産を始めると発表した。同社がHVを生産するのはタイに続いて2カ国目。東南アジアで中国勢が台頭するなか、約2割のシェアを持つフィリピンで品ぞろえを増やし対抗する。

小型車を生産するマニラ郊外の既存工場で新たに生産する。電動車生産を支援する同国政府の制度も活用する。

三菱自は販売台数の3割を占める東南アジアに注力してきたが、タイやインドネシアでは中国勢との競争激化でシェアを高めにくい。一方、フィリピンは20%弱と高いシェアを維持しており、商品のラインアップを広げることで販売台数を伸ばす。

フィリピン政府によると24年に同国内で販売されたHVは1万7000台と全体の3.6%だった。まだガソリン車が市場の中心だが、HVは1%以下だった電気自動車(EV)よりは先行している。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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