農林水産省は1日、全国のスーパー約1000店舗で8月18~24日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より28円安い3776円だったと発表した。下落は3週ぶり。随意契約による低価格の政府備蓄米の販売が前週より増え、平均価格を押し下げたもようだ。新米を含む銘柄米に限ると、平均価格は3週連続で上昇した。
同じ期間に販売された随意契約の備蓄米は、1万1579トンと、前週の1万931トンを上回った。一方で、一段の高値が付いている2025年産の新米も出回り始めた。新米を含めて産地や品種が単一の銘柄米として販売されるコメの平均価格は、4272円と前週から4円上昇した。
小泉進次郎農林水産相=8月29日、農水省
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