サントリーホールディングスは、新浪氏が先月、サプリメントの購入をめぐって警察から捜査を受けたことなどを明らかにしたうえで、1日付けで会長を辞任したと発表しました。
サプリメントの適法性は捜査中だということですが、会社は「捜査の結果を待つまでもなく、サプリメントに関する認識を欠いた行為は、会長の要職に堪えない」などと判断し、新浪氏からの辞任の申し出を受理したとしています。
新浪氏は、経済界を代表する立場として2014年から政府の経済財政諮問会議の議員を務めているほか、おととしからは経済同友会の代表幹事を務め、企業による賃上げの重要性などを訴えてきました。
経済同友会は、3日、定例の記者会見を予定していて、新浪氏は出席する意向を示しているということで、新浪氏本人が経緯や自身の責任についてどのように説明するかが焦点です。
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