記念撮影する内舘市長(左から2人目)と2025年度の盛岡アクセラレータプログラム対象企業に認定された新興3社の代表。手前は高橋社長(2日、盛岡市)

盛岡市は2025年度の成長を加速させるスタートアップ企業3社を認定した。市の事業として専門家によるセミナーやピッチイベントを通して発展途上にある新興企業を支援する。ロールモデル企業には雨風太陽を認定した。

同事業「盛岡アクセラレータプログラム」は今年が3年目。2日のキックオフイベントでは雨風太陽の高橋博之社長が「意志あるところに道は開ける。そして諦めないこと」と自身の経験を踏まえて後輩起業家を激励した。

内舘茂市長は2日の記者会見で「若者の選択肢として起業の道がある。私が直接、若者の心に火をつけていく」と起業家支援の方針を改めて表明した。23年の市長選では「4年間で起業1000社」を公約に掲げて初当選した。

クロストークに臨む高橋社長㊨と内舘市長(2日、盛岡市)

キックオフイベントでは認定された新興企業の代表3氏が自社の取り組みを紹介、決意を表明した。3氏から高橋社長と内舘市長に質問する形でのクロストークもあった。民間から政治家に転じた内舘市長は会社を経営していたときの心情を披露した。

【関連記事】

  • ・アルプスアルパイン、盛岡市の地域ファンドに出資
  • ・「東北からユニコーンを」 新興支援へ盛岡で討議
  • ・盛岡市、インパクト新興設立を後押し 市長が宣言
地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。