
三菱食品は3日、福岡空港に物販店舗を出すと発表した。同社の主力事業は食品卸で、実店舗を出すのは初めて。三菱食品が持つネットワークを活用し、全国から厳選した食品を販売する。空港を利用するインバウンド(訪日外国人)の需要を取り込む。店舗で取得したデータを取引先の食品メーカーなどのマーケティングにも応用する考えだ。
店舗名は「もっと NIPPON!」で、12月5日に開業する。福岡空港の国際線旅客タ ーミナル3階の搭乗待合室内で営業する。主に菓子や酒類、一般食品を販売する。訪日外国人に対して日本の食文化を発信するだけでなく、各地の地元メーカーの商品をアピールして地域貢献につなげる。
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