OKIのA4モノクロLEDプリンター「B433dn」(4日、東京都港区)

OKIは4日、装置寿命を従来品よりも延ばしたLEDプリンター6機種を発売すると発表した。メンテナンスにかかるコストや手間の削減を訴え、医療や物流現場向けの需要を取り込む。装置寿命は従来の5年または20万ページから、7年または60万ページに延ばした。7年間の無償保証に対応する。

内部構造を簡素にし、熱や圧力を加えてトナーを紙に固定する定着機を顧客自身で交換できるようにして装置寿命を2年間延ばすことに成功した。

6機種のうち、A4モノクロLEDプリンター「B433dn」(9万200円)、「B513dn」(10万7800円)は新たにプリンター前面からメンテナンス品の交換ができる構造や、本体上部の蓋を二つ折りにする構造を採用した。

蓋の開閉に必要な高さを抑え、メンテナンスに必要な空間を従来機種に比べ19%削減した。受付カウンターなど狭い空間にも設置しやすくなった。いずれも10月上旬から発売する。

他の4機種は11月上旬から発売する。6機種合計の年間販売数は3万台を目指す。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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