スズキは5日、自動車販売店や整備工場のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を手がけるcars(カーズ、奈良市)に出資したと発表した。同社が手掛けるサービスを順次取り入れ、人手不足やデジタル化に伴う業務の増加に対処する。
スズキと同社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が出資した。額と時期は非公表。
カーズは販売店などが顧客情報や車両の整備状況を一元管理するクラウド型システム「cars MANAGER(カーズマネージャー)」を提供している。タブレット端末などで作業ができ、記録作成の負担軽減や顧客への適格な営業活動などを支援する。
既に一部のスズキ販売店ではカーズのサービスを導入しており、利用状況などを踏まえて順次拡大していく。

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