23年のセ・リーグ優勝時に混雑する球団オフィシャルショップ(23年9月15日、大阪市北区の阪神梅田本店)

プロ野球・阪神タイガースの2年ぶりセ・リーグ制覇までのマジックナンバーが「1」となった。最速で7日に優勝が決まる見通しで、関西の街も盛り上がってきた。エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)傘下の阪神梅田本店(大阪市)はV決定翌日から7日間セールを行う。球団とスポンサー契約を結ぶ上新電機をはじめ、各社が「優勝商戦」に備える。

H2Oは食品スーパーのイズミヤと阪急オアシスでセールを実施する。優勝記念の特価品や「お楽しみ袋」を用意する。上新電機のセールは全国の店舗のほか電子商取引(EC)サイトでも順次実施する。

カラオケチェーン「ジャンカラ」は優勝当日から7日間、関西6府県の全店舗で生ビールとフロートドリンクを無料で飲み放題にする。阪神梅田本店にある象印マホービンのおにぎり専門店「象印銀白おにぎり」でも、通常206円のおにぎりを150円で割引販売する。

阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神ホテルズ(大阪市)でも、JR大阪駅そばの「ホテル阪急レスパイア大阪」や「第一ホテル東京」(東京・港)など直営7ホテルの26のレストランでセールを企画している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。