アイシンが1日で創業から60年を迎えました。トヨタ自動車系部品メーカーとして売上高4兆8000億円を超える巨大企業に成長しました。自動車産業は100年に1度の大変革期にあるなか、巨大サプライヤーはどんな針路をとろうとしているのか。アイシンの今と未来像を探りました。

①売上高6兆円に ボッシュ射程へ製造丸ごと受託


自動車部品約1万5000品目をつくり、駆動系を中心に幅広に部品を取りそろえてきたアイシン。ガソリン車から電気自動車(EV)などあらゆる車種で、駆動部品の製造を丸ごと請け負うマルチな「メガ」サプライヤーへの脱皮を進める。…続きを読む

②スバルとEV複合部品を共同開発 資本効率・収益力に課題


アイシンはトヨタ自動車が共同出資した源流企業は終戦で車部品の開発・製造へ業態を転換し、合併を繰り返して規模を拡大した。トヨタ向けが連結売上高の約7割に達する。多品種の部品をつくるだけに資本効率や収益力が課題になっている。…続きを読む

③「移動に価値、挑戦続ける集団に」成長・非成長分野見極め


アイシンはトヨタ自動車グループの「御三家」の一角として、国内外の自動車業界で成長してきた。2030年度に6兆円の売上高を視野に入れるなか、今年で就任5年目を迎えた吉田守孝社長にアイシンの強みと将来像を聞いた。…続きを読む

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