サントリーウエルネスは大阪万博で幸福寿命とスポーツの関連性についてトークイベントを開いた(7日、大阪市此花区)

サントリーウエルネスは7日、大阪・関西万博で「幸福寿命」とスポーツについて考えるトークイベントを開いた。サッカー元日本代表の内田篤人氏らが参加。幸せを感じながら「人生100年時代」を健康に生きるために、「推し」のチームを持って応援することの意義を語り合った。

今回のイベントは、万博会場のEXPOメッセ「WASSE」で開かれているスポーツ庁の企画の一つ。サントリーウエルネスは、介護施設などで高齢者がサポーターとなって選手やチームを応援するプロジェクト「Be supporters!」の取り組みを紹介した。サッカー観戦という「推し活」を通じて高齢者の生きがいが増す効果が出ているという。

2020年12月から進めており、これまでに全国230施設、1万人が参加した。サントリーウエルネスの栗原勝範社長は「参加者は精神面でも健康になっている。老後もいきいきとした人生を送れるよう支援していきたい」と話した。

プロジェクトに参画している内田氏も「高齢者の方々が試合が進むにつれて元気になっていく様子がわかった。選手を後押しする力にもなるので、こうした活動が広まってほしい」と話した。

サントリーウエルネスはサントリーホールディングス(HD)傘下で「セサミン」など健康食品の製造・販売を手がける。

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