
プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ優勝から一夜明けた8日、関西の百貨店や商業施設では優勝記念セールが始まった。
阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)では、開店前の午前8時半からセレモニーがあった。吹奏楽団による「六甲おろし」の演奏に合わせて球団マスコットのトラッキーが登場し、関係者らがくす玉を割って優勝を祝った。約3000人が行列を作り、同店は午前10時の開店を午前9時半ごろに早めた。
店内の阪神タイガースショップに朝から並んだ大阪府寝屋川市のパート従業員、宮武千波さん(73)は「藤川球児監督が率いて優勝してくれてうれしい。阪神が優勝すると街に活気が生まれる。ぜひ日本一になって」と喜んだ。

同店のセールは14日までの予定で、8割以上の店舗が参加する。菓子などを詰め合わせた「お楽しみ袋」などの商品を販売。リーグ優勝記念ロゴ入りの純金メダル(販売はオンラインショップのみ)も展示されている。
一方、大阪府警は8日、大阪・ミナミの観光地、戎(えびす)橋が架かる道頓堀川(大阪市中央区)に、この日未明までに29人が飛び込んだのを確認したと明らかにした。警察官が警戒する戎橋ではなく、付近の遊歩道から飛び込んだといい、けが人はなかった。【藤河匠、松原隼斗、斉藤朋恵】
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