静岡県の清水港でクルーズ船の観光客を受け入れるタクシー車両

相乗りタクシーを手がけるニアミー(東京・中央)は9日、タクシー会社が運行主体となる「日本版ライドシェア」と相乗りを組み合わせた新サービスを12日から清水港(静岡市)で始めると発表した。遠回りになる分、運賃を最大で半額に抑える。国際クルーズ船の寄港時など、利用ニーズが高まり交通手段が不足する事態を補う狙いだ。

清水港から静岡県内にある目的地までの移動が対象。ニアミーのアプリなどで乗車人数や出発日時を入力すると、ニアミーが人工知能(AI)で利用者の乗車順を基に目的地までの最適ルートを決める。相乗りする乗客がいなければ、タクシーやライドシェア車両を通常の配車料金で手配する。タクシーやライドシェアの運行は静鉄タクシー(静岡市)が担う。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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