日東電工は9日、半導体パッケージ分野において、米IBMと新たな材料の共同開発に関する契約を締結したと発表した。チップとパッケージ基板をつなぐ配線の高密度化などに伴う熱膨張や反りといった課題に対応する材料を開発する。

高分子材料の開発に加え、日東電工の先端パッケージ材料に関する共同研究も実施する。日東電工の三木陽介最高技術責任者(CTO)は「協業を通じて人工知能(AI)時代の課題にこたえる材料研究を加速させる」としている。

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