建設業界向けのIT(情報技術)サービスを提供するコムテックス(富山県高岡市)は9日、同社が手掛ける施工管理アプリ「Kizuku(キズク)」を協和日成が採用したと発表した。現場作業にかかる業務の受発注をキズクで電子化することで、業務改善を目的に据える。

協和日成は年間約4万件の受発注を紙の書類などで行っており、押印や郵送などの手作業が多く処理に時間がかかるほか、承認者や確認者の不在時に決裁が滞ることなどが課題だった。同社は受発注業務に年間約1600時間を費やしていたが、キズクの導入で大幅な時間短縮や収入印紙などにかかるコスト削減を想定する。

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