「モンダミン自販機」を11日から設置する

JR東日本クロスステーション(東京・渋谷)は10日、JR神田駅構内にある自動販売機で、洗口液「モンダミン」を発売すると発表した。同社のウォータービジネスカンパニーが展開するオリジナル飲料ブランド「acure made(アキュアメイド)」から販売する。駅を利用するビジネスパーソンを取り込む。

洗口液を販売する「モンダミン自販機」をJR神田駅構内で設置する。期間は9月11日〜12月3日。「モンダミン クリアミント」(200円)など3種類を販売する。100ミリリットルと小さいサイズで持ち運びがしやすく、口腔(こうこう)ケアの利用を見込む。

「モンダミン」を販売するアース製薬は本社を神田駅の近くに置き、2023年に神田駅でネーミングライツ(命名権)を取得した。山手線ホームの発車メロディーには「モンダミン」のCMソングを流している。「モンダミン口」と名付けた北口付近に自販機を設置することで認知度を高める。

同社は23年7月から期間とテーマを決めて販売するコンセプト自販機「イベントキュア」の設置を開始した。新型コロナウイルス禍で旅行が制限されたなか、地方の果物を使った飲料のみを販売した自販機の人気を受けて始めた。生活雑貨の販売まで広げている。

日本自動販売システム機械工業会(東京・新宿)によると、24年末の日用品雑貨自動販売機の台数は20万4200台と前年同期比1.4%増えている。商業施設などで需要が増えていることが背景にある。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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