コンビニ各社は10日、8月の1店舗あたりの売り上げを公表し、このうち、ミニストップは去年の同じ月よりも2.2%減少しました。
この会社では、店内で調理するおにぎりや弁当などの消費期限を実際よりも先延ばしする不正が明らかになり、先月からこれらの商品の販売を中止しています。
このため、店内で調理する商品の販売は1割近く落ち込んでいて、不正の影響が全体の売り上げを押し下げた形となりました。
会社は、再発防止に向けた対策を進める一方、安全が担保されるまでは不正があった商品の販売の再開はできないとしていて、業績への影響が長引くことも予想されます。
このほかのコンビニ大手では、「ローソン」が5.8%、「ファミリーマート」は3.6%、「セブンーイレブン」は0.8%、それぞれ去年の同じ月を上回りました。
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