イケアの食器「ハルミンタ」(11日、千葉県船橋市)

イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は11日、「料理と食事」に関する発表会を開いた。店内併設のレストランで提供する丼物の新メニューや食器の新商品などを披露した。10月からは同社として初めて日本国内で生産した美濃焼の食器も販売する。

同社は2026年8月期の注力分野に料理と食事を位置づけている。10月からプレートや茶わんなどの食器のシリーズ「ハルミンタ」を販売する。通常の磁器よりも20%軽くシンプルなデザインが特徴だ。茶わんやボウルなど9品を249〜699円で販売する。同シリーズは日本を含むアジア9カ国で発売する。

スウェーデン人デザイナーが監修した「ヴィンテルフィント」(11日、千葉県船橋市)

スウェーデン人デザイナーのグスタフ・ウェストマン氏が監修したホリデーコレクションの「ヴィンテルフィント」なども10月2日に発売する。鮮やかな色味や遊び心のあふれるデザインが人気で、食器や花瓶など12品を販売する。ウェストマン氏は「(商品を通じて)楽しい、うれしい、ホリデージーズンをお祝いしたいという気持ちになってもらいたい」と話した。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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