ラーメンなど飲食店を運営するガーデンは12日、タイに合弁会社を設立すると発表した。現地のビール最大手「シンハービール」で知られるシンハー・コーポレーションの子会社と組み、讃岐うどん店「山下本気うどん」の海外1号店を2026年ごろに開業する。東南アジアを含めた海外展開を加速する。
合弁会社「SINGHA GARDEN（シンハー・ガーデン）」を25年12月ごろに設立する。出資比率はガーデンが49%で、出資額は約3300万円となる。シンハー・コーポレーションが持つネットワークを活用して物件の取得などにつなげる。「山下本気うどん」は日本国内で約20店舗を展開するが、タイが海外1号店となる。
ガーデンは海外展開を成長戦略に掲げる。ラーメン店「壱角家」はタイやマレーシアで3店舗を展開している。合弁会社の設立で、タイを中心に「山下本気うどん」の海外出店を増やしていく。
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