BIPROGY(ビプロジー、旧日本ユニシス)は12日、中小企業向けのデジタルマーケティング支援のMattrz(マターズ、東京・千代田)を8月に全額出資子会社にしたと発表した。相互の強みを生かし、事業領域を拡大する。

傘下入りしたマターズは、中小企業のマーケティング領域でのウェブ構築やコンサルティングに強みを持つ。ビプロジーはこれまで中小企業に対し、業務効率化に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)支援をしてきた。マターズの子会社化を通じ、今後は販売支援の領域にも注力する。

ビプロジーは2029年に中小企業への支援事業で売上高30億円を目指す。24年に発表した経営方針でも、システム提供以外へ事業の幅を広げると表明している。

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