ソニーが発売する新型スマホ「Xperia 10 VII」

ソニーグループ傘下のソニーは12日、スマートフォン「Xperia(エクスペリア)」の新モデルを発表した。本体の側面に長押しするだけでカメラアプリを起動してシャッターを切れる「即撮りボタン」を搭載し、写真の撮りやすさを訴求する。9月中旬以降に発売する。

ミドルレンジモデルの新型スマホ「Xperia 10 Ⅶ(テン マークセブン)」を発表した。旧モデルの縦並びのカメラレンズからデザインを刷新し、横並びとした。価格は明らかにしていない。旧モデルの発売時の価格は6万9300円だった。

バッテリー容量は5000ミリアンペア時で、充電せずに1日6時間ゲームや動画視聴で使用しても2日連続で稼働するという。色はチャコールブラック、ホワイト、ターコイズの3色をそろえる。

6月に発売した旗艦モデル「Xperia 1 Ⅶ」は使用中に電源が落ちるなどの不具合があったとして、7月から8月まで出荷を停止していた。その後の調査で、基盤の製造工程で温度や湿度の管理に不備があったことが原因と判明した。ソニーの担当者は今回の新製品は「製造工程が違うので、不具合の問題はない」としている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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